はじめに

さくら幼稚園は戦前の建国幼稚園(寺子屋)に始まり卒園児四千人を超える歴史ある幼稚園です。運営の母体であるお寺(本覚寺)の婦人会の皆様が中心となり始まり、社会奉仕(教化活動)として「社会の宝である子どもの教育を」そして「子育ての手助けを」という願いは、教育理念「花園の花に雑草のたくましさを」とともに今も生き続けています。

さくら幼稚園が目指しているもの~「不易流行」

これからの保育を考える上で、「不易(世の中が変わっても変わらないもの)」と「流行(世の中の変化とともに変わっていくもの)」のどちらも大切にしなければいけません。いつの時代も変わらない「不易」なことを仏様の教えにより、そして変わりゆく未来をたくましく生き抜く鍵「流行」に取り組んでいます。

本園が大切にしている不易と流行

不易

・「あいさつ」や「お礼」、「友だちへの優し声かけ」を大切に取り組んでいます。
・心を落ち着ける時間を大切にしています。お話を聞ける子、けじめをつけられる子に育っています。
・「自由に遊ぶ」「みんなで遊ぶ」「みんなで取り組む」のバランスを大切にしています。
・日本の文化、作法に触れる機会を大切にしています。(お茶、お寺の行事への参加 など)
・保護者とのコミュニケーションを大切にしています。「安心して預けられる」「子育てを楽しめる」園を目指しています。
・職員の学びあいを大切にしています。全担任、管理職が毎日連絡・確認・研修となるミーティングを行っています。

流行

・これからは正解が一つではない問いに自分で答えを見つけていく時代です。ですから、私たちはただ答えを教えるのではなく、「どう思う?」と子どもが考える一コマ、「どうして?」と理由を言える一コマを大切にしています。
・教育・保育の場は大人数での一斉指導から個に応じた「個別最適な学び」へ変わってきています。そのためにひとクラスの人数を見直し、さらに少人数であっても複数の職員が教室に入るよう丁寧な保育を進めています。
・働くお母さんが増え、預ける時間が長くなっています。その時間を意味あるものとするため、預かり保育の充実に取り組んでいます。また、預かり保育の保護者経費負担を軽くし、預けやすい環境を整えています。

その他

・「本物に触れる機会を大切に」と、園外活動等特別保育を3年間で100回を目標に取り組んでいます。
(例)隣にある市民プールへでの水泳、常呂での陶芸体験、園バスに乗り市内公園での外遊び など
・小学校へのスムーズな就学に向け、アプローチカリキュラム、教育相談に取り組んでいます。

PAGE TOP